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世の中では『これがいい』『これが悪い』とされる情報であふれていますね。
私は結局どんな食生活なら健康的になるのかな?と、どんどん調べていくうちに…結局何を食べたらいいのかがわからなくなったことがあります。
あなたにもそんなことありませんでしたか?

『糖質は体を糖化(老化)させるからとらない方が良い』とか『肉食は体を酸性に傾けるから控えるべき』とか…トライ&エラーで試してきました。
結局のところ、何を食べるべきか?の答えは出ませんでした。
人それぞれで最適な食事回数も、適した食品も違います
私にはお肉はあまり必要がなくても、旦那さんは肉が必要な生態かもしれません。
また、肉体的には肉が必要でなくても、心がバランスをとるために必要としているかもしれません。

私は、いつのまにか頭で食事を摂るようになってしまいました。
本来ならばお腹が空いて食べたいと思い浮かんだものを食べるのが自然な筈です。
なのに「何を食べるべきか?」と考えている時点で、生きもの本来の姿から遠ざかっていたようです。

今の私はなんとかおなかの声を聞いて、食べたいものを食べるようになってきました。
加工品よりは、自分の手で作って…。
せっかく食べるなら美味しいものが食べたいものなので、少しは料理の腕もあがったかな?

作りたてでエネルギーに満ちた美味しい食事を摂られるなら、それが一番ではないでしょうか?

基本的には食品添加物・遺伝子組み換え・トランス脂肪酸・人工甘味料はできるだけ控えます。
外食や忙しい時などでは気にしませんが、あくまで普段の食事においては不要なものなので…。
魚だけとか野菜だけとか、偏った食べ方もしない方がベターです。
一日3食きっちりとではなく、一日2食でも4食でも、その人に合った食事回数でいいと思います。

『食べたい』『食べたくない』にもちゃんと理由があります。

あなたが甘いものを欲するのも、生命の維持に必要だということがちゃんと本能でわかっているからかもしれません。
小さいお子さんならなおさらです。
白砂糖よりは甜菜糖や黒砂糖、1歳以上のお子さんなら生はちみつもいいでしょう。
糖を与えてみることに、少し寛容になってもいいかもしれません。

野菜を好き嫌いしたとしても、ちゃんと理由があります。
その野菜を消化するための酵素が少ないのかもしれません。

油っこいものが苦手なのにもちゃんと理由があります。
脂質代謝が得意な体質ではないのかもしれませんし、胃腸や胆嚢の調子が悪いのかもしれません。

魚が嫌いというのにもちゃんと理由があります。
魚の油はオメガ3系という油でもありますが、オメガ3は本来酸化しやすい油です。
そもそも不飽和脂肪酸は飽和しきれていないので、酸素と結びつき酸化しやすくなるのです。
それなので身体が酸化物質をこれ以上欲していない可能性もあります。

ね?
あなたの『苦手』にもちゃんと理由があります。

食べたいと思ったものを、できるだけ自然な形で体に摂り入れてみてください。
それで体調が良くなるか、悪化するかはしっかり見極めて。

良くなったなら、体が真にそれを欲していたわけです。
もし悪化したなら、それが本当に自分の体の声なのか、そうではないのかを考えてみましょう。

真実は人それぞれ…。

こうやって日々、自分自身と繋がっていきたいですよね。
『何を食べるべきか』から『何が食べたいか』へ、ともにシフトしていきましょう。

 

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