11月の半ば以降に引っ越しを控えていることもあって、風水や家相を考えることが増えました。
風水は昔からテレビや雑誌などで馴染みが深く、10代の頃から気になって調べていた覚えがあります。
家相なんかはお坊さんや神主さんに見てもらう、ということもちらほらありました。
迷信かな?という内容もあれば、腑に落ちすぎる内容など、本当に様々ですよね。
今回は少し科学的な見地も含めて、風水や家相についてわかったことを少し書いてみたいと思います。
そもそも風水は、5000年ほど前の古代中国で生まれたそう…
魔術などの類としてではなく、現代で言うなら環境学に近い感じです。
ちなみに現代の日本人にとってなじみのある風水は、実は中国の伝統風水とは異なります。
中国の伝統風水と、日本の神仏習合思想がまざって、独自に発展したものが家相です。
より日本の気候にマッチしたものに変化していったんですね。
納得ポイント①『トイレは家じゅうのどこにおいても凶』
昔はトイレは下水道も整備されておらず、水洗でもなかったので、感染症などの衛生問題が起きやすかったかもしれません。
さらには換気システムもなく、悪臭の問題もあったはずです。
風水的にも家相的にも、トイレは家中のどこにきても、吉相にはならないそうです。
もしそんなトイレが家のど真ん中にあったなら、家じゅうどこに行っても悪臭からは逃れられなかったかも…。
悪臭だけではなく、病気も家じゅうにまきちらすかもしれませんね。
そのせいか、トイレを家の中心に置くことは大凶だそうです。
換気システムがちゃんとしていても、悪臭が気になることもありますからね…。
納得ポイント②『北東は鬼門』
北東にトイレやお風呂などの水回りを持ってくるのは、大凶とされています。
北東って日中は日がなかなか当たらないので、冷えやすいんです。
かびやすい場所とも言えます。
そんなところに水回りを置くとどうなるか…?
肌をさらす場所に冷えがあるなら、ヒートショックで誰かが突如倒れるかもしれません。
発生してしまったカビの胞子を吸い込めば、なんらかのアレルギーや不耐症がおきるかもしれません。
昔の人は病などの体調不良も凶ととらえていたので、病気になりやすいような住宅環境は凶ととらえたはずですものね。
納得ポイント③『北枕は大吉』
北は冷えやすい方角です。
頭寒足熱が良いとよく言われますが、頭の方の熱がこもりにくくなるからかもしれませんね。
また、S極やN極のような、地球の磁場の流れの影響もあるかもしれません。
納得ポイント④『西にキッチンがあると金運が下がる』
確かに西は冷蔵庫をもってしても食材の傷みが早いのです。
日の入り時の紫外線の問題もあるのでしょうか?
食材があっという間に傷むから、お金をどんどん消費しなければならなくなる…こんなイメージだと思います。
こうやって風水や家相は、現代でも腑に落ちる内容も多く感じます。
プロの風水師の人が言うには、風水や家相において、大吉の家などほぼないそう…。
マイナス要素をいかに減らすかが大切なのだそうです。
昔の人はウイルスや菌類・水脈・鉱脈・活断層・電磁場などの知識はなかったはず。
現代人の私たちでもそれらは目に見えないものです。
でも敏感に私たちの心身の健康を脅かす存在を感じ取り、対策を練っていた。
風水や家相は、そんな先人たちの経験の集大成でもあり、叡智なのでしょう。